Les A

奴隷制度・人身売買綱領

本稿は、2015年英国現代奴隷法(Modern Slavery Act 2015)第54条第1項に則りレザンバサドュール クラブ(以下「レザ」)が公表したものであり、2020年12月31日を末日とする事業年度を対象とした当クラブの現代版奴隷制度・人身売買綱領を構成するものです。

ロンドンで市場を先導する高級カジノ、レザはその営み方を通じて模範を示し、他を先導する立場にあることを自覚しております。レザでは、何事においても公正且つ倫理にかなった方法で隠し立てなく行動することを目指しており、如何なる形における奴隷制度、苦役、人身売買、強制又は強要労働、又は搾取に対してゼロ容認の方針をとっています。当クラブは、当クラブの運営において現代版奴隷制度・人身売買を防止するとともに、当クラブのサプライチェーンから如何なる形式の奴隷制度・人身売買を撲滅する取り組みを堅持することを確約致しまします。レザンバサドュールが採用する方針は、当クラブが取り入れている上位社会的責任と倫理的事業水準の一環をなすものです。責任ある企業市民として、国際人権章典(世界人権宣言、「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約」および「市民的及び政治的権利に関する国際規約」の総称)に則り運営することを確約致しまします。

当クラブの事業

レザは、ロンドンで市場を先導する高級カジノであり、その拠点を英国ロンドン市内メイフェア地区の中心、ハミルトンプレイス第5番地に置いています。レザの運営は英国に絞られておりますが、世界各国からお越しになる富裕層の方々にご利用頂いているカジノです

当クラブの従業員

英国における当クラブの従業員数は約350名に及び、その他外部契約業者から派遣される要員や有期雇用労働者などの非正規社員を臨時で採用することもございます。当クラブでは、人材採用過程のあらゆる面において確実に現代版奴隷制度を撲滅する当クラブの取り組みを総合的に反映させる形で従業員の責務に関する方針(employee responsibility policies)を制定しております。当クラブの人事方針には、細目にわたる求人募集方針(従業員適格性チェックを含む)や、苦情処理手続き、機会均等方針および内部通報方針を組み込んでおります。また、当クラブでは従業員によるエンゲージメントや発言を積極的に助長しております。

当クラブのサプライチェーン

当クラブのサプライチェーンには高級食料品、飲料、娯楽その他のサービスの供給業者が含まれます。当クラブでは、現代版奴隷制度対策の一環として、サプライチェーンにおける高リスク分野に主な焦点を置いております。高リスク分野の例としてはこれらに限定されませんが、制服製造業者、ITハードウェアおよび臨時で採用する下請契約人などが挙げられます。さらに、新興市場国および後発開発途上国における如何なる事業にも注意を払っております。当クラブは一拠点においてのみ運営されているため、サプライチェーンの数が限られており、故に、現代版奴隷制度のリスクに遭遇する確率は低いと言えます。けれども、現代版奴隷制が発生し得る余地がまだあることを認識し、油断なく目を配る体制で取り組んでおります。

当クラブの現代版奴隷制度・人身売買に対する方針

当クラブの運営やサプライチェーンにおいて現代版奴隷制度や人身売買との関与なきことを保証することを確約致しまします。当クラブの従業員は皆、行動規範の遵守を義務付けられており、法規制の如何なる違反又は違反の可能性を報告することが要求されています。また、当クラブでは、かかる事項の報告を効果的に行えるように考案された内部通報方針を実施し、各要員がかかる内容を報告する上での助長対策を講じております。

2019/2020年度のアップデート

本年は、根本的にレザの経営に変化がなく、要員の離職率も極めて低い状態を維持しており、サプライヤにおいても大きな変化はみられませんでした。また、レザでは、前年を通じてサプライチェーンと積極的に交流することにより、当クラブと契約を結んでいる業者が当課題に取り組み、高い倫理基準を持って運営しているとことを確認していく体制を維持しております。本年も昨年同様にサプライヤへの随時訪問について取締役会の承認があり、当クラブ調達要員はサプライヤに自ら足を運んでサプライヤとその従業員を評価したり、当該事業における現代版奴隷制度のリスクを判定したりできるようになっています

教育・指導

当クラブでは、関連する全従業員に当綱領を配布し、各自が当クラブの経営とサプライチェーンにおける現代版奴隷制度のリスクについてしっかりと把握できるように万全を期す所存です。リスクを伴うと見なされるサプライヤに対しては、本方針の通知を徹底して行い、それに対する遵守を要請致します。購買部門に属するものに対しては、現代版奴隷制度と人身売買のリスク関する特別なトレーニングを提供することになっております。

今後の取り組み

当クラブの運営ならびに従業員・サプライヤが現代版奴隷制のリスクにさらされる危険度は低いので、現時点においては主要業績評価指標を備えておりませんが、当クラブの方針に対する違反行為が判明した場合は、如何なるものも時と場合に応じてその都度対応していく所存でございます。社内における雇用慣行の面では、当クラブの内部通報方針に基づいて持ち出される如何なる問題点について監視・検討を行う体制を整えております。また、リスクを伴う可能性のあるサプライヤに関しては、本方針に準拠するとともに本方針への準拠に向けて実証可能な措置を取っているサプライヤとのみ取引を行うことになっております。

本綱領の承認

本綱領は、2019年12月18日付でレザ取締役会の承認を得ており、また取締役会により年に一度見直しおよび更新がなされることになっております。

贈賄・腐敗禁止 の陳述

レザでは、贈収賄および腐敗行為に対してゼロ容認の方針をとっています。また、レザ関係者による贈賄を防止する手順が制定されております。各手順はレザが遭遇し得る贈賄のリスクと当クラブの活動の性質・規模および複雑性に応じて考案されおり、分かり易く明確且つ実践的で、誰もが簡単に利用できるものであり、効率的に実施されているとともに厳格に執行されております。

本綱領の承認

本綱領は、2019年12月18日付でレザ取締役会の承認を得ており、また取締役会により年に一度見直しおよび更新がなされることになっております。